選択権のない子供

子供って本当にかわいそうだと思う。例えばクラブ一つとっても、もし親がクラブの終わる時間に迎えに来れないと、その子は参加したくとも参加できない(英国の小学生では先生が直接両親に渡さないといけないから)。子供の意見が反映されない最たるものは転校だと思う。私のクラブにいるかわいいかわいいサフランは今週末で転校しないといけない。こんな中途半端な時期に。(ちなみにサフランのお母さんはうちの学校のアシスタントなのよ) それも理由は、お母さんのいい人がオーストラリアにいるから移り住むんだって。サフランは最高学年で来年の7月で卒業するっていうのに・・・サフランのお父さんのこととかは誰も知らないんだけど、オーストラリアの人は本当のお父さんじゃないらしい。それってそれって、、、分かってる。そんなの私の問題じゃないし、私がとやかく言う問題でもない。でもね、でもね、涙が出るの・・・
関西から関東に転勤しただけでも言葉のジレンマを感じるのよ。イギリスとオーストラリア、同じ英語とはいえ、サフランは更なるジレンマを感じないといけないことだろう。あーあ、サフラン頑張ってね。でも、サフランいい子だからどこに行っても大丈夫よ。
最後のクラブはサフラン風邪でお休みだったし、何かしてあげれないかなあ。